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春のネパールの旅2016 チトワン編
忙しくて、なかなかブログが出来なかった・・・泣
今日は少し離れた場所へ移動しての鳥見である。
この車でジャングルを訪ねます。右は現地のガイドさん。
タイガトップスとは、チトワンにあるトラの保護区である。
ネパールで最初にイギリス人によって、公園内のトラの個体識別を行い、発信器を付けて行動を研究した地域として知られる。1970年代、父が訪れ、泊まったロッジがここ。父と一緒に来れなかったけど、こうして一人で来れて(ツアーガイドの仕事としてだが)、一人、感慨深く涙をこらえて佇んでいた。笑
ここはすでに廃館となっていて、もうトラの個体識別も行われていない。
当時は、ここで食事をしている最中にベルがなり、食事を中断して、お客は裸足になって、歩いて観察小屋へ移動し、餌付けポイントの観察小屋の観察窓から灯りも付けないで、暗い中、トラを観察する、というシステムでトラを見せる世界初の素晴らしき公園だったのである。
当時はすべてのトラの行動を把握出来、お客にレクチャーして、私語をつつしませ、音を立てずに、静かにそっと見せる教育をしていたのだ。その徹底ぶりに、父はひどく感激し、これこそ自然観察に必要なことなのだ、と、私に説いてくれたのが思い出だ。
発信器を付けることを、やたらと批判したり、かわいそうだ、という人を見かけるが、自分はトラに対して何もしないくせに口だけの人には、ここまで徹底して努力してトラの行動を知り、はじめて保護に繋がっていく、という長い目で見て考えて努力する、そうした研究こそが、多くのことに繋がり役立っていくのである。そうした本質を見間違わないで欲しい、と、強く思うのだ。
いい感じのジャングルに入った。前のグループは別のグループだ。実はこの右手にサイがいたのであった。
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春のネパールの旅2016 チトワン編
チトワンの朝はたくさんの鳥たちの声から始まる。
まずはホテルの庭で探鳥だ。
「
そして上陸。ここから森林~草原が入り交じった環境を歩きます。
すると何やら唸り声が響きました!ガイドが言うには、トラが何かを襲ったときの声だ、と、近かったので緊張しましたが、姿は見せず。すぐに静かになりました。
ここでは、アジアヘビウやアジアレンカクなどを堪能。もう夕暮れが近づいてきた。
さあ、明日は何が見られるのかな?
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2016年4月2日~9日 春のネパール・チトワン・ポカラ・カトゥマンドゥの旅
この前の台湾の金門島の前にネパールに行っていたんだっけ。すげえな。笑
セントレアを9:00に出発した飛行機は、香港でトランジット。カトゥマンドゥには22:00ころ到着。バタンキュウで爆睡。翌朝、朝食前に庭で鳥見。ホテルは風の旅行社のホテルである。
ネパール料理は、ダルバートという、ダル(豆=レンズ豆やひよこ豆を塩で煮た汁)、バート(定食)が中心で有り、多くはインドやチベットの料理が融合している。
チトワンはインダス平原の北端にあり、ネパールの南部、インドとの国境にある河川敷?に発達した乾燥したジャングル地帯である。カトゥマンドゥは標高1,300mの盆地だが、ここチトワンは、標高200mである。
そのホテルに前庭で、鳥を見るお客様。左奥のダークグリーンのバスが、チトワン無いでの車となる。
初日は、15:00くらいに到着したので、軽く付近を散策程度の鳥見。ジャングルといってもこんな感じの林である。でも、トラはいるし、サイもいる。
鳥は1日かければ100種以上は見られる。4月は繁殖期。種数は冬よりも減るが、さえずりなど生き生きとした姿が楽しめる。
ワニの住む川である。
これはオーブなのか??U野さん、これ感じますか??